2007/05/08

たぶんもうすぐ

今日は朝から洗濯して、喪服用スーツのクリーニングをだしつつ早めに病院へ。
ハハはうつらうつら。
もう食事をしてないので、経口薬(錠剤)を飲めずにいるため、とても痛い模様。
ナースコールして、液体オプソをもらいました。
腹水を500抜きつつ、常に垂れ流しで漏れるので看護士さんがいれかわりたちかわりで交換。
今日一日だけで、パジャマが2着と、膨大な数のタオルが腹水の犠牲になりました。

ベッドをやわらかいやつにかえてもらったり、垂れる腹水対策として、外付けの袋をつけてもらったり
しながら、ようやっと現れた主治医と別室で今後の方針について確認。

採血の結果では、腎機能が悪化しているというのと、高カリウム血症というのになってると。
カリウム値がたかいと心臓ショックで急に死ぬ場合もあるらしい。
プラス、がんの悪液質が体中をめぐっているので、意識が混濁してきてるということでした。
幸い腸閉塞にはならなかったし、自宅でいままですごせたっていうのは他の同じような患者さんには
ないケースなので、ましなほうなのでは、みたいなことでした。

とはいえ、
いつ緊急事態になってもおかしくないので、今後どうするかと。
延命はしないけど苦しくないように、との希望を伝えて基本合意に達成しました。

鎮痛剤については、経口をやめて、貼るタイプ+飲むオプソのくみあわせで様子をみて、
痛そうだったら点滴モルヒネにスイッチする予定です。
貼るタイプのほうは点滴に比べて、ききはじめるのに半日かかるため、それまでがつらいかも
しれないとのこと。
とりあえずは様子見です。

病室にいっしょにいても、もうほとんど寝ちゃってるので、伝えたい事があればスポット的に起きる瞬間を狙うしかないのですが、
なにぶん混濁しちゃってるので、もう言う事も顔つきも前とは全然違う感じ。
見えない敵と戦っているような表情をよくみせます。

でも、


今日もまた、
しあわせになってね。それだけがしんぱいなの。
と彼女はいいました。
そのあとになぜか、
上司の言う事はきくのよ。
という訳の分からない科白が続きましたが...。

そんなこんなで、いろんな意味でふんばらなければならない状況なのに
夕方、いきなり脳貧血をおこし、おろおろする父親を尻目にハハのベッドの横の床に2時間ほど仰臥...。
なにやってんだ...。レバーたべないと。

夜になって面会時間もおわるので、それを機に今日は撤収。
いつそのときがくるかなんてわからないので不安ですが、うまくペース配分しないと息があがっちゃうしね。
そういうときはたいてい夜であることが多いようなので、後ろ髪引かれる思いではあるけれど。

お家について、父親と出来合いの惣菜などつつきつつ、
もうタイミング的にもろもろ準備をはじめねば、ということで今後の話し合いなど。
ハハのメモ帳とかスケジュール帳を漁って、親しい友人の連絡先とかをまとめようってことで
みていたら、イタいのを発見してしまった。

ハハの日記だった。

去年手術の前に、検査結果を知らされたときの記述。
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2006年5月29日
病院にひとりでいく。心細かった。
医師のことばに一瞬とまった。
手遅れだった。
どんなふうに家にたどりついたかわからない。
夜がねむれない。体中がいたい。
誰かい追いかけられて足がすくんでしまう夢をみた。
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昨日病院にはこばれるまえに、母親が、
「いやなことは全部5月におこるの。去年もやだった。今年の五月はつらいだけ。」
ていってた。でもそのすぐあとに、
「あ、でもクミコの誕生日があるものね」て。
そんな状態でそんなフォロー、しなくていいのに。どんなときにも、気をつかっちゃうんだね。

そして、私はなんてハハの気持ちを無視してきた娘なんだろうか。
遅すぎるけど、ほんとうに、ごめんなさい。

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