2009/12/08

NODA・MAP第12回公演 ロープ

同じく、野田マニアより拝借したDVDにて。

そもそも、プロレスは嘘くさい。
突き飛ばされてロープにあたっても、「そこで踏みとどまれるだろ!」という藤原くんのツッコミ、然り。
確かにそうだよなあ。
ヒール(悪役)とヒーローがそれぞれの役割をリングの上でこなす、劇みたいなものなのでしょうか。
生で見たことないから、よくわかりませんが。

登場人物は、プロレスラーと、プロレスのドキュメンタリーを撮りにきたテレビの撮影陣。
影でプロレスラーと撮影陣の糸をひく、謎のユダヤ人社長(ユダヤ人かどうかも定かじゃない)。
あと、リングの下に住む「ミライ」からやってきたコロボックル。

「ミライ」は実はベトナムの名前で、コロボックルは、ベトナム戦争に参加したアメリカ兵に連れられて
日本にやってきた、ベトナム人の戦争遺児だったのでした。
そんな暗い話と、プロレスが絡む。
プロレスとベトナム戦争を絡ませる人なんて、そうそういないように思われる。

野田さんのお芝居は生を含め何本か拝見しましたが、私がちょっと見ただけじゃ感じ取れない
深遠な何かが込められているのじゃないかと、毎回不安になります。
そのときの自分の状態とか人生経験によって、感じ取るものはみんな違うし、仕方ないのだけど。
が、一方で、何年か経って見てみたらまた違う感じ方ができるのじゃないかと、楽しみでもありますが。

あったことは、なかったことにしちゃいけないって。
O型な私は、自分に都合の悪いことはすぐ「なかったこと」にして引き出しにしまっちゃうなあ。
過去から学んでいかないと、いけないですね。

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音響 ポール・アルディッティ
企画・製作 NODA・MAP
作・演出 野田 秀樹
美術 堀尾 幸男
照明 小川 幾雄
衣裳 ひびのこづえ
選曲・効果 高都 幸男
オイルペインティング 金子 國義
ヘアメイク 河村 陽子
演出補 釜 紹人
舞台監督 瀬崎 将孝
プロデューサー 北村 明子
企画・製作 NODA・MAP
提携 世田谷パブリックシアター
出演;
宮沢 りえ 藤原 竜也 渡辺 えり 宇梶 剛士 橋本 じゅん 三宅 弘城 
中村 まこと 明星 真由美 明樂 哲典 AKIRA  松村 武 野田 秀樹

2 件のコメント:

  1. 大丈夫です。ボクも含め大半の人は
    「自分には感じ取れない何かがあるのでは?」と
    思いながら見ているハズです。w

    まぁロープはテーマがテーマだけに
    そういった思いが大きくなる作品ですよね。

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  2. ですねえ。
    どうも野田さんのって、
    そう思わせといて、作者的にはもうひとひねりあるのでは?と
    勘繰って観てしまうので、純粋にお芝居を楽しめてないのかも(笑。

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